キラキラ☆やめて、ギラギラ★

ゴールデンウィークはいかがだったでしょう?
私は、特に遠出することもなく静養。
なぜならば、ゴールデンウィークが明けると諸々と遠出の予定が・・・。

3連休をいただいた間に3冊読破しました。
最終日に読んだ本、小説仕立てのビジネス書。

コレ、小説としてなかなか面白く、ビジネス書として参考にもなりました。

→『わたし今日からキラキラOLやめてギラギラします! 絶対達成する人になる方法』

現役OLの女性作者ご自身の経験談に基づいたお話のようで、仕事で「ある、ある!」と思えるリアルな描写。
誰も経験するような苦労を、逃げずに真っ直ぐ受け止め対処し、自らを成長させる主人公に共感しました。

最も納得したフレーズ。

目標を達成できる人とそうでない人の違いは、本気で考えた回数の違い

ある目標を「無理だ」と思った瞬間、脳は一瞬で思考停止する。
「ぼかし表現」を禁止して思考ノイズに惑わされずに行動し、確信を得ていくことー。
達成するのがあたり前だと考えた人の脳は、フル回転して達成するための方法を探し出す。

自分で言うのもなんですが、
私は、世の平均よりはおそらく自ら立てた目標達成をここまではしてこれたのかなと思います。
でも、特別優秀だとも思いませんし、何か特別な能力があったりもしません。
だから特別なことをしてきたわけでもないと思います。

このフレーズを読んだ時、
「コレはその通り! このことには自信がある!」
と腑に落ちました。

本気で考えた回数。
その結果、本気で行動した回数。

これが世の平均値よりこれまで少し多かったのかもしれません。

目標達成できない人を見ると、能力が低いわけではなく、この文章の通り「思考停止」している人が多いのだと思います。
「ぼかし表現」=「なんとかやります」「できる限りがんばります」の表現で逃げて、思考は停止状態。
思考停止するから、行動も停止する。
結果が出るわけありません。

他にも、「なるほどー」と共感できるフレーズが多々あり。

『大切なものだから丁寧に扱う、のではなく、丁寧に扱うから大切なものになる』
『モチベーションが高いから仕事に打ち込める、のではなく、仕事に打ち込むからモチベーションが上がる』

自信があるから結果が出るのではなく、結果が出たから自信がつく。すべての行動をロックしてやりきれ!
「ロック(カギをかけてやり切る)した行動」と「ロックしない行動」とでは、自身へのインパクトがまったく異なる。行動は必ずロックすること。“計画は立てるがロックしないというのはやめる”

思考の出発点を変える、つまり目標までの道のりを細分化することで、現状は変化していく。自分がすべき「あたり前」のことをあたり前にやり続けることー。

全くのその通り。
最後の方に出てくる次のフレーズ、ほぼ同じ内容のことを採用面接に受けに来てくれる学生さん達にお話させていただいていました。

『仕事は夢中になってやっているうちに、それが天職になっている。だからいかに夢中でやるかどうかが大事なんだ。仕事が面白いかどうかは関係ない。仕事を面白がれる人間になれ』

自分探し、自分に向いている仕事を探し求めて転職し続けても、理想に巡り合うことはほぼないと思います。
今やっていることをいかに天職にするか。
全ては自分次第。

読んでいると、「主人公に負けずにがんばろう!」と元気が出る本です。

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