ツタエル創業時よりお世話になっている→斎藤会計事務所の税理士・遠藤さん。
財務コンサルティングの株式会社ディフェンドさんの社長でもあります。
丸一日セミナーにオブザーバ参加してまいりました。
昨年12月にツタエル主催で開催した→〔ワクワクする事業計画の作り方〜『未来会計』勉強会〕の受講者の中から、実際に財務コンサルを受けてみたい!と2社さんが手を挙げていただきました。
この日、2社合同で中期5ヶ年計画作成のセミナーでした。
直近の決算書をあらかじめソフトに入力し、5年後のありたい未来を思い描きながら財務上のシミュレーションをします。
この日参加の2社。
矢嶋建築さん。(長野県中野市)
この日(節分の日)、個人事業主から法人成り。「矢嶋建築株式会社」に。(おめでとうございます!)
会社としての歴史が始まる大切な記念の日に、今回の取り組み。
→昨秋、ツタエルの戦略会議をやって、1人で仕事をしているところから大きな希望を持って進み始めました。
その流れで、新規雇用、法人成り、そしてこの日の「中期5ヶ年計画作成」の取り組み。確実に一歩一歩前進中。
→取り組みを登壇して高らかに発表、宣言(昨秋の情報誌編集長サミット祭り)
そして、もう1社。
先日のツタエル総会で登壇、発表のヤマノアーキデザイン・工藤社長。(青森県鶴田町)
ここから先の未来をどうするか?
→昨年12月にスタッフ全員で戦略会議を実施。
経理の仕事をされている奥さまの千華さん(情報誌編集長サミット卒業生)と一緒にこの日財務計画を立て、計画をシミュレーションしました。
午前10:30~夕方5時。
2社のために士業の有資格者5名+資格は普通免許のみ(笑)の私・岡田も助っ人に加わり、計6名で寄ってたかって事業計画作りのサポート。
あっという間に時間が来て、終了。
頭にぼんやり浮かんでいたことが数字を入れたことで明確になった。
借入してもやっていける自信ができた。(矢嶋さん)
決めたことをしっかり管理していきます。(工藤千華さん)
決算書の数字が、はっきりと意味のある数字としてとらまえられた。
数字の掌握をしていかなくてはいけない。
色々話していて、数字のことだけでなく知らないこと、勉強になることが多かった。(工藤さん)
創業以来、ツタエルでも毎年ずっと中期計画を一緒に立ててもらい、計画通りコトが進んでいるか? 進んでいなければどう修整するか? 四半期ごとにミーティングをかれこれ10年近くやり続けています。
野球とか、サッカーもそうですが、ただガムシャラにプレーするだけでなく、チームの戦略、戦術がないと試合に勝てないですよね。それと一緒。
机上の空論でもいいので、作戦を持つこと。その作戦がうまくいっているかどうか、破綻に向かっていないか、破綻を避け成功するために途中でどう修整するか、進行状況をチェックすることが大事。
事業というものは、どうしても《先行投資》が必要な場面があります。
例えば、「ツタエル総会」の開催。
約300万円の経費が掛かります。
「参加者を集められるかな?」
「掛かった費用分の回収はできるかな?」
「赤字になるかも?」
「集まったら開催」・・・これではイベントを成立させることはできません。
やる前には(特に初めての時)当然不安がありますが、「やる!」「やり切る!」という覚悟。
覚悟するのにただの無鉄砲でもダメ、必ず数字上のシミュレーション~勝算が必要となります。この勝算のシミュレーションができていれば覚悟(先行投資)もしやすくなります。
覚悟の計画を立てたら、あとは《スピード》。
事業計画を立てると、本当にやるか、やらないかと悩んでいる時間、放置している時間が一番もったいない。何もしないムダな時間が財務上の一番のマイナスであることにも気づけます。
「そのうち」「落ち着いたら」は永遠に来ないし、「落ち着いたら」むしろ困るはず。
この点で、ツタエルの→「出張戦略会議」(作戦の立案)+→ディフェンドさんの中期5ヶ年計画作成(その作戦の数字上のシミュレーション)、手前味噌ながら最強の組み合わせです。
やろうやろうと思いながら踏み切れない方、ぜひ取り組んでみては? 明るい未来、希望が持て、一筋の明るい光が見えますよ。(あとは必ず実行が大事! 計画立てておしまい→×)
矢嶋さん、工藤さん、せっかく立てた今回の計画、まずは「ベイビーステップ」。小さくてもまたさらに一歩前進しましょう。
終了後もディープな阿佐ヶ谷の街で有意義な気合入れの情報交換でした。