商品の押売りはダメだけど、哲学の押売りはすべき! むしろ、やらなくてはいけないこと。
ヘビークライアント、特にホームページ制作のクライアントにはそう伝えています。
ツタエルのホームページでは「哲学の押売りページ」を作りますので。
仕事のプロである以上、哲学があるべき。
家づくりのプロであるなら、「どんな家づくりをしたいですか?」とお客様にすべてを委ねるのではなく、プロとして「家づくりはどうあるべきか?」をまず持つべき、伝えるべきだと思います。
崇高な哲学を感じるものに出会いました。
ツタエルのヘビークライアントである→斉藤林業さんが住宅設計で師事を受けた→田中敏溥さん。(「先生」と呼ぶと怒られるので)
齋藤社長に縁を取り持っていただき、昨年暮れに初めてお目にかかりました。
今になってご著書があることに気づき、さっそく購入。
まさに「家づくり哲学」。
「部屋は何部屋必要ですか?」
「デザインはどんなデザインが好きですか?」
「ウチは注文住宅です。自由設計が売りです。ハウスメーカーのように決まりきったプランを押し付けません。なんでも言ってください!」
これって、お客様ーー住宅の素人であり、どうすればいいかわからない消費者に対して、本当に正しい姿勢? ・・・正しい姿勢だと私はまったく思えません。
どうしたらいいかわからない人に、プロが「家ってこうあるべき」「家づくりってこうあるべき」「家づくりのプロってこうあるべき」を伝えて、正しい方向に導いてあげる、考え方のフレームを与えてあげる、その上で選んでいいものは選ぶ楽しみを与えてあげるべき。
なんでもかんでも好きに選んでいいです。これは不親切極まりないことだと思います。
考え方、=“哲学”を伝えたうえで、自分の考え方とは合わないという人は、たとえ家づくりの予定がある人でも「本当のお客様」ではありません。その人に無理やり合わせて時間を使っているのであれば、それはやめて、本当のお客様「あなたみたいな人と会えて本当に良かった」と言ってくださる方と出会うために時間を費やしたほうがお互いに有意義です。
哲学を伝えたうえで共感してくれる人には、だから「どうすればいいのか」具体的な各論をプロがその後きっちり最後まで誘導してあげるべき。
「だからどうすればいいのか?」素人にも伝わります
ですので、たとえ年間1棟の工務店でも「ウチの標準仕様はこうなんです!」と言えるもの、家づくりを標準化、規格化すべきです。
ちなみに、斉藤林業(群馬県)さん。
ツタエルでホームページを作りましたが、田中さんの設計思想を単に取り入れたのではなく、齋藤社長の哲学とその思想を押し通すためにこだわりと渾身の努力の積み重ね、その結果の魅力あふれる家づくりの塊です。
そんな斉藤林業さんの会社見学会を4月に1泊2日で開催します。
→【募集中】斉藤林業様(群馬県沼田市・前橋市)会社見学会 4月13日~14日
ウチもこだわりを持っていい家作っているんだけど、なかなかお客さんに伝わらない…。哲学のある家づくりってどういうこと?
哲学を伝えて集客、受注につなげるって何をどうすればいいの?
そんな方、必見!
直接見て、会って話を聴き、会話してみる千載一遇のチャンス。
この機会を摑まえるか逃すか、あなた次第。
→【募集中】斉藤林業様(群馬県沼田市・前橋市)会社見学会 4月13日~14日