若さゆえ

整理してたらこんなの出てきました。

写真の日付を見ると、31年前。
大学3年生の私。

神戸港から船でプサンへ。韓国に一人旅に行った時の写真。
21歳ですね。(うちの娘より2歳若い! ツタエルにインターンで来ている大学生2人と同い年)

韓国到着早々ヒッチハイクで車に乗せてもらった人によくわからない街まで連れていかれ(連れていってもらい)、食事を一緒にしたまではよかったけど、全額おごらされたり(写真中)、
慶州(韓国の古都)で一日バスツアーで回っていると、「兵役前の記念の一人旅」の韓国人の同い年のおニイちゃんと仲良くなり、「ウチに泊まりに来い」と言うので、また知らない街まで行ってみたら、どうも自分の家じゃなくて知り合いのお金持ちの家にどさくさ紛れで泊まらされたりした時の写真(左)。泊めてもらった家の人がちょっと迷惑そうでした(笑)
この時、夜に日本の歌謡曲が流れまくるディスコに連れていかれ(連れていってもらい)、「日本人」という理由だけでやたら人気者に。
右の写真は2週間ほど放浪して飽きたので、数日予定を繰り上げて、プサンから船で帰るときの写真。(髭)

大学時代、天安門事件直前の中国、イギリスから返還前の香港、ソウルオリンピック後の韓国、それからアメリカ、カナダ…、バックパッカーの自由旅行(貧乏旅行)で数週間から1ヶ月単位で行ってました。

旅で得られたことは、「日本の常識は常識じゃない」「自分の思っていた常識も常識じゃない」。

バブルに向かって、日本経済は右肩上がりのイケイケGOGO!の時代でしたが、「何か違う…」という違和感が。
「常識を疑う」「人と違うことをしても怖がらない、いや、すべき! なぜなら、みんなが信じている常識が間違っているかもしれないから。自分の頭で考えよう」という意識が芽生えました。

大学時代の旅での気づきが、“普通にまっとうにサラリーマンをしていられない体質”を作った大きな要因の一つにつながったと思います。良かったか、悪かったか…。(もちろん良かった)

いつかまた同じような旅の仕方で世界を周れるといいなぁ。

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