『情報誌編集長サミット』の卒業生、サンウッドさん(大分市)から情報誌が届きました。
冒頭の社長コラム、ご自宅の瓦が台風被害にあったお話。
“・・・ドローンを使用してみました。ドローンの操縦に長けた方に我が家上空を撮影してもらい・・・”
「ドローンの操縦に長けた方」(^^)
誰?
私。・・・なんです。
・・・恐縮です(__)
先日、台風10号の後、ハチドリ・ジャパンの「おためし実地研修」にお申込みいただき、ご自宅の屋根被害とのことで特別サービスで私・岡田もドローンパイロットとして遠征に帯同。
屋根の被害写真をドローン撮影しました。
けっこうキレイに撮れます。(説明によるとiPhoneで撮影した画質レベルと同等とのこと)
この写真で「り災証明」も取れました。
操縦を傍で見ていると難しそうに見えるかもしれませんが、実はカンタン。
ファミコンの初代マリオの最初の1面をクリアするくらいのレベル。
「習いに行ったのですか?」とよく聞かれますが、無料講習で15分ほど体験したのみ。あとは独学。
何回失敗しても(墜落させても)ダメージなく、ドローン操縦を簡単に手っ取り早く習得できる方法を見出しました。しかも無料。
それより、それより…
操縦より難しい問題があります。
「法規制」。
これが、ネットで探して見ていてもよくわからんのです。
何冊か本を読んでみて、その中でまだ一番よくわかるのがコレでしたが、
目次を見ると・・・
わかりにくい…。
法規制面でも、ドローンに関する法律、ルールが何か1つズバっとあるわけでなく、いろんな法律が絡み、申請が必要なことも出てきてしまうのです。
改正航空法、小型無人機等飛行禁止法、道路交通法、民法、個人情報保護法、電波法、外為法、廃棄物処理法、刑法、海岸法、河川法、文化財保護法、各自治体の条例、国土交通省令・・・
わ・わからん…
・誰が?(免許は必要なの?)
・どの機種を?(どんな違い?)
・どんな条件なら?(飛ばせる場所?、飛ばせない場所?)
飛ばせるのか。
要は、それがわかればいいんですけど…
・・・難しすぎ。
いろんな法律、管轄官庁が絡むので、こっちの規制ではクリアするのに、こっちではアウト等々あり。
河野太郎さんの「縦割り100当番」にお伝えしたいくらい。
この本を読みこんでみて、結局ポイントとなるのは付箋のこの4ヵ所を押さえておけばいいことをやっと理解。
屋根点検のケースで現在の法制度下で問題のないベター、ベストと思われる方法を見つけました。
業者さんに頼むと、1回の飛行撮影に5万~20万円程度かかるようです。
であれば、その費用でドローンが買えます。
操縦は難しくありませんし、建築がわからない人に撮影をお願いしても、撮影すべきポイントを外したかなり上空から見下ろした写真を撮影するのみ。
点検のポイント、建築がわかっている方がドローン操縦に関する知識とスキルを習得すべきだと思います。
研修受講いただく方に、操縦マスター方法、守るべき法律知識、屋根点検に向くオススメ機種、使うと便利なオプション部材等々もお伝えしていければと思います。
サンウッドさん会社敷地でドローンで記念撮影