あけましておめでとうございます。
年末年始はゆっくり過ごしました。
いろんな角度から時代の変わり目、感じました。
1つはテレビの終焉。
・・・おもしろくない。と、言うか作り手の“熱”を感じません。
時間枠を埋めなくちゃいけないから埋めるための番組を作っている感じ。
それに比べると、YouTuberの熱の高いこと。
プロとアマの境目、差が縮まってきていますね。
小が大を、情熱で逆転してしまっています。
これはあらゆる業界に言えること。
そのような中で自分は、自社はどう生きるか。
年末の大掃除で事務所、自宅にあった本を約50冊処分しました。
読まずに積んでいた本も数冊。
その1冊、パラパラめくり始めるとおもしろい。
→『小さな会社の稼ぐ技術』 栢野克己氏著 日経BP
大きな会社であってもNo.1ではないNo.2以下のすべての会社に当てはまる話。
大きな会社、たとえNo.1大企業であってもそこに勤める一人一人は社内では所詮むしろ【弱者】。=誰にとっても有効な理論。
本を整理している際に最初に目に飛び込んだ背表紙の帯部分に大事な答えが。
「弱者の戦略」の4大ポイント
その1 人と同じはかなりやばい
差別化▸弱者は、「面倒くさい系」で勝負する。
その2 人は1位は覚えるが、2位以下は覚えない
小さな1位▸弱者は、小規模1位、部分1位。何かで1位を目指す。
その3 「強者」は何でもやる。「弱者」は1つに絞る
一点集中▸弱者は、商品・地域・客層を極限まで絞り込む。
その4 常に相手の上をいく作戦を考える
接近戦▸弱者は、エンドユーザーに直接、アナログ営業する。
時代が変わっても、変わらない普遍の法則。(ランチェスターの法則=紀元前、2500年以上前から読み継がれる「孫氏の兵法」のアレンジ)
これらはまさにツタエルがクライアントに対してやっていること。
「出張戦略会議」で、その1、2、3、どの立ち位置で勝負するかを1日で決め、
「情報誌編集長サミット」でその4、アナログ接近戦の実践、・・・定期情報誌の発行、「人を売る」ための営業戦術、「人を売ってもらう」ためのクチコミ戦術をその会社にあったやり方で自ら考えてもらい、1年間の受講期間中に具体的に実践までしてもらいます。
これをやり切った(実践したかどうかが大事!)会社は、まず間違いなく大幅伸長します。
なぜか?
まさにこの「弱者の戦略」の理にかなっているから。
ツタエル自身も、ハチドリ・ジャパンも、コインランドリー事業も、今後の新事業も、自分自身も、この「弱者の戦略」からブレずにいきたいと思います。
時代の変わり目、変わり目とこれまでも言われてきましたが、本当に急激に変わるタイミングが2022年にやってくる感があります。
世界の中の日本(相対的にランクダウン、特に「安いニッポン」を意識すべき=デフレからインフレへ)、SDGs、カーボンニュートラルに向かう時代下、働き方の大きな変化…、これまでとは違ったいろんな角度、視点で視て、考えていきます。