先日、三浦由紀江さんと会って、いただいたご著書。
→『時給800円から年商10億円のカリスマ所長になった28の言葉』三浦由紀江氏著(ダイヤモンド社 )
第190回NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で大反響! なぜ、所長就任4年で、売上を1億1000万円アップできたのか? 110人のパート・アルバイトを即戦力化する秘密を初公開!
44歳で時給800円スタート、52歳で正社員、53歳で大宮営業所長となり、就任4年で売上を1億1000万円アップさせた著者の28の言葉。
ギクシャクした人間関係修復のコツ、部下を動かす言葉、1%の偶然をチャンスに変える方法、モンスタークレーマーをファンにする言葉、使えるパート・バイトの採用&即戦力化まで初公開!
感動エピソードと実践で使えるノウハウが満載!
出張移動中に読みました。
負けたくないと思ってがんばるから、
心から仕事を楽しむことができる
成長するためには、素直さが必要です。
でも、素直なだけではいい仕事はできません。
100%楽しみながら結果を残すためには、素直であると同時に、負けず嫌いでなくてはならないのです。
(中略)
「誰にも負けたくない」「あの店には負けたくない」と思ってがんばらなければ、心から仕事を楽しむことはできないし、大きな目標を達成することもできないのです。
しかし最近は、負けず嫌いな人が多くありません。
社会に出たら競争だらけ。
子どもにはたくさんの競争を
「負けたらかわいそう」と言って競争する機会を奪ったら、子どもは負けたところから立ち上がる経験を積まないまま大人になります。
競争のない世界で生きていけるならそれでもいいでしょう。
でも大人になり、社会に出たら、競争だらけの毎日です。
(中略)
勝てば勝つ喜び、努力の大切さ、仲間の大切さを学びますし、負ければ負ける悔しさ、負けた人の心の痛みを学びます。友人や家族の励ましや応援がどんなにありがたいか、気づくこともあります。
競争したからといって、人を蹴落とすだけの嫌な人間には育ちません。
むしろ人の心の痛みも思いやれる子、周囲の人たちに感謝できる子に育つはずです。
競争心と思いやりの心は共存できるのです。
“素直な負けず嫌い”を採用したい
私は採用面接のときは、「素直な負けず嫌い」を探しました。
この言葉は、サッポロビールの寺坂史明社長(当時)から直接いただいた言葉で、とても気に入っています。
負けず嫌いな性格や行動がにじみ出ている人はいますが、そうした人は気が強すぎて、素直さに欠けるところがあります。
いい仕事をしてもらいたいなら、普段は素直で人当りがいいけれども、心の内に静かなる競争心を隠している人を見つけなくてはならいのです。
(第3章 1%の偶然をチャンスに変える言葉 14.負けず嫌いは、後天的に養成できるし、「競争心」と「思いやりの心」は共存できるもの より引用)
なるほど…。「素直な負けず嫌い」
いそうで、なかなかいない。
できそうで、なかなかできない。
その他にも示唆に富んだお話しがたくさん。
上野駅での時給800円の駅弁売りのパートから年商10億円の所長になった方。現場の現実を見て、真正面からぶつかってきたからこその気づきの数々。
商売をやっていくうえでも、社会人をやっていくでも、とても大切なことばかり。
そんな三浦さんのお話を直接聴くチャンスあります!
→『第10回ツタエル総会』
※40席完売! 残りわずか(120席あります…)
【仕事は楽しく】 ・・・大賛成!